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2019年9月17日

イエメンによるサウジへの攻撃、原油63ドル

鈴木一之

◎日経平均(13日大引):21,988.29(+228.68、+1.05%)
◎NYダウ(13日終値):27,219.52(+37.07、+0.13%)

鈴木一之です。「秋は魔物が棲む」と散々脅かされてきた9月相場。スタートは順調に株価が戻り歩調をたどっています。

魔物へのおびえ、どころか世界中で株価が上昇を続けており、日経平均は先週末の時点で9日続伸、あっさりと22,000円の大台にタッチしました。NYダウも8日続伸となりました。

ここまでのところはきわめて順調に、あるいはまったくの予想外に、株価が上昇しています。それほどまでの世界同時の株高現象です。

理由は以下のとおりです。

・米中貿易交渉が10月にずれ込みながらも再開される見通しになったこと
・中国側に譲歩するスタンスが表面化してきたこと
・出来高、売買代金ともに「陰の極」とも言われるほど低下していたこと
・香港の民主化デモに対して、逃亡犯条例改正案の完全撤廃が表明されたこと
・英国でもジョンソン首相のEU離脱に対して、議会は総選挙を否決したこと

これに加えて先週は、米国の政権中枢でタカ派のボルトン大統領補佐官が突如としてトランプ大統領のツイートによって解任され、これで対イラン情勢にも大きな変化が生じるとの楽観的な見方が浮上しました。

東京株式市場では、割安感の強まっていたバリュー株に対して買いが広がり、大型株を軸に幅広い上昇が見られました。一口に「日経平均が今年最長の9連騰を記録」とは言っても、その9日間に物色対象として取り上げられた銘柄、業種は実にさまざまです。

 

(後略)

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鈴木一之