株式分割とは、上場企業がすでに発行した株式を小さく分割することです。
1株を2株、3株、5株などに細かく分けることを指します。

1株を2株に分割する場合、「1対2(1:2)の株式分割」と表わします。
それまで100株を保有していた株主は、株式分割が実施された後は自動的に200株を保有することになります。

保有している株数が2倍に増えるので、株価は(理論上は)2分の1に値下がりします。
「1対2」の分割前に6,000円だった株価は、分割後は3,000円になります。

株価は表面的には半値に下がりますが、株数が2倍に増えるので、株主として有している価値は分割前と分割後では基本的に変化しません。