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2020年7月20日

世界中がコロナウイルスのワクチン開発を待ち望む

鈴木一之

◎日経平均(17日大引):22,696.42(▲73.94、▲0.32%)

◎NYダウ(17日終値):26,671.95(▲62.76、▲0.23%)

 

鈴木一之です。雨ばかり降っています。梅雨の時期だからといってここまで雨が降らなくてもよさそうなものなのに、7月の青空を一度も見ていないような気がします。

 

と書いているそばから、日曜日の午前中は陽の光が輝き始めました。水害に遭遇された九州地方の後片付けが少しでもはかどればと願います。新型コロナウイルスの影響でボランティア活動もままならないと聞きます。日常の再建に時間がかかってしまうのがお気の毒でなりません。

 

一日でも早く普通の生活が戻ってくることを願っています。

 

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株式市場は引き続き、上下動の小さな調整局面を過ごしています。トレンドが出にくいのは上値はコロナウイルスの恐怖が押さえ、下値は金融・財政政策ががっちりと固めているためでしょうか。

 

今週は米国のモデルナ社が開発中のコロナウイルスのワクチンがフェーズ2の治験に成功したとの朗報が伝わりました。それが現地5月14日(火)です。すかさずNYダウ工業株は+500ドルを超える上昇を示し、ワクチン開発への期待感の強さをあらためて思い知らされました。

 

しかし動きがあったのはここまでです。時間が経つにつれて株式市場は再び小さな値動きに戻ってしまいました。世界中のマーケットが同じような動きになっておりますが、経済全体の神経質な状況はいまだに変わっておりません。

 

モデルナ社のワクチン開発は今月末、7月27日からいよいよフェーズ3に入ります。期間は2~3か月というところでしょうか。これで人体への安全性とウイルスへの有効性が確認されれば、真っ先にマーケットに反応が見られるはずです。

 

ワクチン開発が成功すれば、ここまで見られたような絶対的な物色の二極化、すなわち大多数の売られる銘柄がとことん売られて、反対にごく少数の買われる銘柄が徹底的に買い進まれる状況、が反対方向に向かうはずです。

 

ワクチン開発がうまくいかずに現在の不安な状況が続くようだと、その間は現在のまま二極化相場がずっと続くことになりそうです。株価指数は一進一退のままです。

 

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それでも次なる動きも徐々に目立ってきました。1か月以上にわたって膠着状態が続いているために、さすがにしびれが切れてきたというところでしょうか。マーケットに滞留している待機資金の巨額さが思い知らされます。

 

きっかけとなりそうなのが決算発表です。米国もそうですが、日本でも個別企業の決算発表が相次いでおり、好業績を突破口として強力な個々の銘柄の物色が始まっています。

 

先行したのは2月決算の多い小売企業です。ライフコーポレーション(8194)や大黒天物産(2791)、コーナン商事(7516)のような日用品を扱っているところの好調ぶりが際立っています。一点突破の傾向が強まっているだけに、ウイズ・コロナの経済環境にあっても業績重視のスタンスは変わりません。

 

そうなると3月決算企業の業績発表が本格化する来週は、もう少したくさんの企業が上値を追いかけることになりそうです。今週は4連休を控えていますが、

 

7月21日(火)

日本電産(6594)、ディスコ(6140)、富士通ゼネラル(6755)、マクアケ(4479)

 

7月22日(水)

オービック(4684)、OBC(4733)、エイトレッド(3969)、

(中略)

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これまで数回にわたってオンラインセミナーのご案内をいたしました。

おかげさまで前回の参加者を上回るお申し込みをいただき、

鈴木一之、セミナー事務局ともに身の引き締まる思いです。

 

このメルマガでまだ参加を悩まれている方にとっては、

これがラストチャンスです!!

 

開催が21日(火)に迫っておりますが、

今ならギリギリ間に合います。

ふるってご参加いただければと思います。

 

今回のオンラインセミナーのメインテーマは、

 

「10%の有望銘柄を探そう」

 

です。

 

ウィズコロナ、アフターコロナで形成されるであろう新常態(ニューノーマル)。

既存企業の90%は業績不振にあえぐ可能性がある、と鈴木は分析しています。

ですがその一方で、「残り10%」は業績拡大が期待できる、とも考えています。

 

新常態(ニューノーマル)を牽引する産業・企業はどこなのか!?

鈴木一之のプレゼンテーションにご期待ください。

 

オンラインセミナーですので、人数制限がございません。

ふるってご参加いただければと思います。

 

下記は簡単ではございますが、オンラインセミナー開催にあたり、

前回セミナー(5/7)後の相場を振り返ってみました。

(※執筆日時は7月10日)

 

セミナー事務局の視点ですので、興味のない方は最後のセミナー案内まで

読み飛ばしてください(笑)

 

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■せめぎ合う株価と実体経済

 

前回セミナー(5/7)終了後、日経平均は6月上旬、

マザーズ指数は6月下旬まで、それぞれ堅調な推移を見せました。

 

とりわけマザーズ指数は、7週間で25%以上の上昇をみせ、

投資家に多くの利益をもたらしたようです。

バイオ関連(アンジェス、テラ等)は活発な取引が続き、

相場の中心にいつづけました。

 

コロナの影響を踏まえ、実体経済を慎重にみていた投資家の方々は、

プロアマ問わず一定数いたと思います。

ただ、その思いとは裏腹に株価は力強く、

 

・コロナなんて無かったことになるのでは?

・4-6月の業績が悪いなんて織り込み済み?

 

と思い悩まれた方もいらっしゃるかもしれません。

実際、投資スタンスを変更された方もいるでしょう。

 

しかし、日経平均、マザーズともにその後は失速、

個別株のほとんどが調整を余儀なくされました。

 

足元におきましても、株価のボラティリティが下がっており、硬直状態が続いています。

上値は4-6月期の決算への懸念が抑え、下値は日銀が支えている構図のように思えます。

 

大雑把に見た場合、

 

「実体経済を無視して上昇してきた株価だが、足元では4-6月期の決算を警戒」

 

という形になるでしょうか。

現段階では、ファンダメンタルズを無視してまで株を買う、

というところまではいかなかったようです。

 

そんななかでも、好調な銘柄は存在します。

 

・ソフトウエアテストのShift(3697)

・フリマアプリ首位のメルカリ(4385)

・ビジョンファンドで大ゴケと思われていたソフトバンクG(9984)

・感光性材料(フォトレジストの主原料)の東洋合成(4970)

・半導体検査装置のアドバンテスト(6857)

 

(※7月10日時点)

 

これだから株は面白いですね(笑)

 

■10%の有望株を探そう

 

非常にやりにくい相場が続いておりますが、こんな時こそ拠り所が必要です。

自分は何を基準に投資判断をしているのか、そこがブレると相場に飲み込まれてしまいます。

周りの儲け話に流されないことです。

 

鈴木一之は、その生真面目な性格によって、

いつでも冷静な視点で相場を分析・観察しています。

数多くのデータを収集し、出来得る限りの事実を集め、

噂だけに流されないスタンスを取ります。

 

オンラインセミナーを通して、一度プレゼンテーションを聞いてみてはいかがでしょうか。

そんな鈴木一之から、今回皆様にお伝えしたいメッセージは、

 

「10%の有望株を探す」

 

です。

 

セミナーの事前打ち合わせで鈴木は、

 

「90%の企業はダメかもしれないが、10%の有望株はある」

 

と我々に言いました。

そして、それこそが今回のセミナーで最も皆様にお伝えしたいことであると。

 

今回のオンラインセミナーでは、世界中で発表されている経済指標と決算情報をベースに、

鈴木一之が独自の視点で情報を整理・分析させていただきます。

「ウィズコロナ」、「アフターコロナ」という言葉がもてはやされるなか、

次の時代を牽引する産業・企業はどこなのか、鈴木のプレゼンテーションにご期待ください。

 

前回は質疑応答の時間を取ることができませんでしたが、今回はきちんと時間を設けております。

事前に質問メールを受け付けますので、参加予定の皆様は今からご準備のほど

よろしくお願いいたします。

 

 

■オンラインセミナーお申し込み方法

 

オンラインセミナーへの参加を希望される方は、

このメールに「氏名」、「セミナー参加希望」と記載のうえ、ご返信ください。

代金の支払い方法や、参加方法(利用するツールなど)についてご案内いたします。

 

 

【開催概要】

開催日時 令和2年7月21日(火)19:00-20:30

費用 2,980円(税込み)

 

※PCがない方でもスマホで参加可能

(ただし、画面が小さいためプレゼンの文字は読みづらいです。。。)

 

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鈴木一之セミナー事務局

info@suzukikazuyuki.com

 

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